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あづち図工室探究部

あづち図工室 探究部研修生 6回目(最終回)

本日、あづち図工室探究部研修生の最終回を行いました。

自分で飛行機を制作している子が、プロペラ機制作の構想の中で回路を組んできました(取り組むテーマは「鳥の巣箱」ですが他にも色々と意欲的に取り組んでいます)。

最初に、動かしてみんなに見せます。

スイッチを止めると、いつも片方のプロペラが早く止まるようで、なぜなのかの仮説がいくつかうまれました。

モータープロペラ

本日は、それぞれが取り組んできたことや調べていたことをまとめる作業。まとめ方をみんなで検討します。

アイデア出し

「赤外線」がテーマの子どもは、マイクロビットを使って赤外線を取り入れたプログラミングを試みます!

マイクロビット

あづち図工室探究部で、いつも中休みに食べていた焼芋さんにおいしさの秘密をインタビュー!

安土の清平さん(安土がんばった本舗さん)のお店の方に、いくつか質問を投げかけます。

「どこでとれた芋ですか?」、「おいしさの秘密は?」、

とても丁寧に教えて下さいました!ありがとうございます!こうした、地域のお店の方とお話することで地域のお店や人に関心を持ったり、インタビューという経験を積みかねてくれればと思います。

安土の清平さん

ドライヤー制作の子ども。

熱線と、風を送る場所を固定。固定器具としてパイプを使うところがいいですね!

なんと、説明書も制作!

使用上の注意点も記載するこだわりっぷりが最高ですね!こうした、こだわりを持って活動をすすめてくれたことがとても嬉しいですね☆

自作ドライヤー

自分が取り組んできたことを発表します!

発表

赤外線を使ったプログラミング。

リモコンのボタンごとに、プログラミングを設定!参加した子どもの名前を表示させる粋なプログラミングを披露してくれました。

マイクロビット

「探究」を「探:探索する」、「究:追究する」と設定したとすると、
今回は、鳥の巣を探しに外へ出かけたり、赤外線が使われている自動ドアを探しにいったり、「レモン電池の不思議」に出会ったりする「探索モード」を色々行えたと思います。
「追究する」場面では、それぞれの子どもが調べたり、他の子どもが質問することで、さらに調べたり。制作をする子どもは、手を動かす中で試行錯誤を繰り返す場面があったと思います。

そして、子どもたちが集まることで、お互いが質問・アドバイスを出しあったり、アイデア、気付きなどが生まれていったりすることがとても有意義だったと思います。

自分だけでは、気づけなかったこと、調べきれないことも、知恵を出し合いながら進めていくことができたことで、共同的な「探・究」のようなものを垣間見ることができました。

あづち図工室探究部

子どもたちと全6回の活動を振り返りをする中で、「自分がやってみたいこと」も聞いてみましたが、どの子も迷いなく思い浮かんでいることがとても印象的でした。
「何かをしてみたい」ということは、行動の原点!僕としては、そんな心の躍動が生まれることがとても嬉しかったです。
2人の子どもから「ロケットを作りたい」というものが出ており、ロケット飛距離大会みたいな企画も生まれそうでした。
あづち図工室探究部研修生は、本日で終わりますが、
企画から一緒にできるような機会も持つこともできればと思っています。

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