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あづち図工室 探究部研修生 第4回目

全6回の探究部研修生の活動も終盤へ。

本日は、それぞれの活動に対して、一緒に観察したり、意見交流をしたりする時間を取りました。

おばけえびの観察

子どもの1人が家で飼っている「おばけエビ(アルテミア)」を持ってきてくれたので、みんなで観察を行いました。

大きなものが1匹だけいるみたいです!

動いているので、体の形を捉えるのは難しいですが、

「足がたくさんある!」、「目が2つかな?」と言いながら体の絵をかきます。

よ~く見ると、生まれてまもないあかちゃんエビも発見!

こんな飼育セットがあるようです。

「おばけエビ(アルテミア)」の説明書も持ってきてくれていたので、

写真を見て足の数を数えることもできました。

そして、「藻」をエサにしていることや、塩の湖に住んでいることがわかりました。

子どもたちには、「藻」があまりピンときていないみたいでしたので、

水辺に行く時があれば探してみてと言いました(今思うと、水辺に見に行けばよかった!)。

藻が生えている場所の特徴などを考えて見るのもおもしろそうですね!

オスとメスの判別もしてみようということになりましたが、大きいものが1匹しかいなかったため、比べれないのでわかりませんでした。

持ってきた子どもが家でたくさんいるおばけエビを見て、見分けることに挑戦することになりました!

ちなみに、見分け方として触覚が長いのが「オス」と触覚が短いのが「メス」です。

他の子どもたちからは、「おばけエビの天敵について知りたい」、「おばけエビはおばけなの?」

との疑問もでました。

続 ドライヤー制作

ドライヤ制作をしている子は、電池やモーター、熱線、土台となる木材を持ってきていたので、みんなで検討することにしました。

風力を弱めるためにプロペラに繋ぐ電池は少なく、ニクロム線は熱くするために強力な電池を用意するという工夫をしていました。

みんなからは、プロペラやニクロム線を固定する方法や、ニクロム線を増やすことなどのアドバイスが出てきました。

赤外線×プログラミング

赤外線について関心が高い子は、赤外線を使った電子工作!

マイクロビットという教育向けマイコンボードを使って、「赤外線」を用いたプログラミングに挑戦です!

マイクロビットは、スタートセットがあり、それ自体にプログラミングをすることはある程度やりやすいのですが、赤外線受信+音を鳴らす、モータを動かすとなると電子工作自体が複雑になります。

私自身が、持っていたスタートセットに赤外線受信モジュールがあったので、

色々と試したのちに、みんなで試すことにしました!

パーツ数は多いが、電気回路の知識がないとなかなか難易度が高いです。

ひとまず、マイクロビットにマークを表示させるプログラミングを行った後に、

赤外線のリモコンで、表示を変えるプログラミングを試しました!

ちょっと、難易度が高めでしたが、プログラミング体験はできました。

もう少し、動作が生じる方が子どもたちにとってはいいかなと思いました!

以下の記事を参考に、電子工作を進めました!難しい!

あの鳥の巣はどの鳥の巣か?

前週、見つけた鳥の巣について本を見て、

どの鳥の巣かを考える時間を取りました。

大型(ワシ、タカ)、中型(カラス、サギ)、かんたん型(キジバト)、おわん型(モズ、ヒヨドリ)の候補があがりました。

中型っぽいけどそこまで大きくないな~、かんたん型のキジバトかな?

特定はできませんが、かんたん型あたりだなという感じですね!

屋外観察では、他に鳥の巣も探してみつからなかったのですが、

「鳥が集まっている木がある」という視点を持ってくれていたのがとても良かったです。

「鳥が集まっている」ことに意味を感じているのだと思います。

次週は、活動の内容を振り返りながらまとめていく作業を行おうと思います。

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