
【当日の様子】6/28(土)「気になる」を集めるフィールドウォーク!@安土コミニティーセンター
「なんとなくセンサー」でまちを歩く
2024年6月28日、「なんとなく気になるもの」に注目し、フラット街を歩くフィールドウォークを開催しました。
当日は、天気も良く、カラッとした風が吹くフィールドウォーク日和でした!
当日はまず室内でウォーミングアップから。
普段は何気なく通り過ぎてしまう場所を「ちょっと気になる」を大切にして歩いてみる時間です。
安土コミュニティセンターの中を歩きながら、参加者の方から「室内をゆっくり見るってむしろ街角より貴重かも」という声もありました。建物の上階からは西の湖が遠くに見えることに気づいたり、この地域の中ではかなり高い建物に入るため景色が意外といいことも発見しました。(他にも、非常口の表示でかっ!!!)



外へ出ると、さっそく入り口付近のツバメの巣に気づいた方がいました。
街を歩き始めると、大きな水タンクが気になる!何やら小さい生き物が「気になる」ようです。
「昔はここはお店だったんだよ」という話も、なるほど「いけす」だったんだな!
お家の下の通気口が気になり、奥をのぞくと「なんか光ってる!!」。奥の通気口からの光がさしていたみたいです。



道すがら畑の世話をする人が話しかけてくれる場面も。「大きく実るミニトマト」、「立派な茎のマリーゴールド」、「このひまわり小さい」などなどのお話ができました。「通る人に花が見えるように植えてる」というお話も素敵でした。畑に落ちている丸いものを見つけたようです。
(個人的には自分の家のマリーゴールドと茎の太さが全然違うので、びっくりしました。違いがめっちゃ気になります)



神社では木の下の穴、アリや、玉虫、小さな羽毛を子供たちが見つけました。小さな鳥の羽毛を拾って「もしかしたら赤ちゃんの羽かもね」と話が弾む場面も。大人だけでは見過ごしてしまうような景色が、どんどん現れていきました。



戻ってきてからは「気になったもの」を絵に描く時間。
「玉虫の色って緑」って印象が強いんですが、緑系じゃない色鉛筆も使って玉虫を描いています。よーく観察するめっちゃいろんな色が確かにありますね!めっちゃ良く見ていますね!



木のくぼみ。見た形だけでなく「ちょっとドキッとした気持ち」を絵に込めるようにスケッチ!そんなことも絵の良いところですね!


感想の中では「子どもの視点を通して、もう一度発見する楽しさを感じた」「看板一つから地域の歴史を想像できるのが面白い」「街を歩いたり、人と出会ったりして、昔のことも思い出せた」という声が寄せられました。
家族で一緒に、気になるカエルの置物を描く姿もいいなと思いました。子どもだけじゅなく、大人も一緒になって気になるものを見つめる時間にもなりました。






歩くペースを少し緩めて、自分の“なんとなくセンサー”をひらくことで、たどり着けた感覚や体験がある。
そんな時間になったように思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
7月12日には、少しコースを変えた姉妹的イベント「まちあるき図鑑づくり〜気になるもの発見隊〜」も開催されますので、
ぜひご参加ください。