あづち図工室 探究部研修生 第5回目
あづち図工室 探究部研修生 第5回目
それぞれの子どものテーマへの意見だしからはじめました。
自作ドライヤーを手掛ける子ども。
風を送るプロペラの部分を、パイプで固定するしかけを作ってきていました。
ニクロム線には、大きめの電池を4つつないでなるべく熱く、プロペラは風力を適度にするために小さ目の電池を1つ。考えられた工夫があります。
猫がテーマの子ども。
猫の居心地が良い場所を調べています。
まずは、みんなで猫の好きなシチュエーションを考えます。狭いところ、高いところ。
この2つの条件を見出して、それぞれが自宅で猫を飼っていると仮定して、ねこパラダイスの場所を考えました。
高いところに登れる台や、すべり台を考えたり、
太陽の近く(あたたかいところ)、ねこじゃらしをぶらさげるなどなど
高低差を作ることや、素材についても「布」を使う触感を意識したりと様々なアイデアがでました。
1人で取り組んでいるテーマをみんなと共有することで、アイデアの広がりがあります。
鳥の巣をテーマにした子ども
鳥の巣を自宅に庭に設置して、とりを呼び込む作戦を展開中の子どもがいたので、
本を参考にしてみんなでも一緒に巣箱を作ってみました。木材カットの目印線を引きます。
佐竹時計店さんの店の前で、のこぎりでカット作業です!
カットした木材を電動ドリル&ネジで組み立てて巣箱を組み立てます。
出来た巣箱は、希望者に持って帰ってもらいまし(後日談、自宅に設置したみたいです。鳥がきますように)。
それぞれのテーマを、全員で考えたり、作業を行ったりすることにも子どもたちは慣れてきています。
みんなが集まることで、生み出される知恵や、共同制作をすることができた1日でした。