東近江市ちいさなたびいち2021「自分だけの街歩きMAPを作ろう!~東近江市編」開催
東近江市さんが行っている「ちいさなたびいち2021」にあづち図工室もプログラム参加させていただきました。
「ちいさなたびいち2021」 は、東近江市にある事業者さんが行っているコンテンツや、東近江市で行われるイベントをまとめて紹介している「地域コンテンツキュレーションプロジェクト」です。
あづち図工室では、「自分だけの街歩きMAPを作ろう!~東近江市編~能登川、八日市、五個荘の街探検!」 と題して、街を歩いてMAPを作る企画を行いました。
3つの地域の候補地のうち、八日市、五箇荘で開催することができました。
エリアごとに日にちを変えて開催しました。
・街歩きMAP八日市編 11月27日(土)13:00~16:00 @八日市コミュニティセンター
・街歩きMAP五個荘編 12月11日(土)13:00~16:00 @ぷらざ三方よし
〇五箇荘編はまちづくりに関心がある大学生さん。
街で出会う方に色々と教えていただき、地域活動をされている学生の方と街歩きを行ながらマップ制作を行いました
やはり、現物を見ながら描くことが大切ですが、時間がかかります☆
五箇荘の ぷらざ三方よし に戻って最後の仕上げ!
タイトルを慎重に書き上げます!
僕も含めて全員メガネをかけていたこともあり、メガネイラストも追加です👓
出来上がり!
短時間の中、とてもいい感じにまとめてくれました!
〇八日市編は 地域情報発信を手がける参加者の方にご参加いただきました。
八日市編はあいにくの雨でしたが、八日市のディープスポットを散策できました!
哀愁のある店構えです☆
後日、ご自身の手掛ける街歩きMAPも郵送でいただけました。
むしろ、こちらが勉強させていただきました。
初めての試みで、至らない点が多過ぎたとは思いますが、
ご参加いただきありがとうございます!
街歩きマップは、とても時間がかかることを改めて実感しましたが、
やはりその人の視点で描かれるという街キュレーションMAPだと思うので、
これからも、街歩きや、MAP作りのイベントを企画できればと思います☆
ちなみに、
街歩きの視点の一つとして、赤瀬川原平さんの「トマソン」というものがあります。
トマソンとは、主に都市空間に見られる、不動産と一体化しつつ「無用の長物的物件」となった建築物の一部のことを指す。トマソンの語源は、元プロ野球選手で、読売ジャイアンツに所属したゲーリー・トマソンに由来する。赤瀬川は、美しく保存された無用の長物であるそれら建築物の断片を、四番打者として存在感を誇示しながらチームに貢献することなく終わったゲーリー・トマソンの姿になぞらえた。
美術手帖 ART WIKI 「超芸術トマソン」より引用
文字で説明されてもよくわからないですね(笑)。
そこで、事例を紹介。トマソンの代表的なものの一つが、いわゆる「無用階段」と呼ばれるものです。
「無用階段」 は、上の写真のように、改築、改装などをしたことによって階段としての機能を果たさなくなった無用の階段です。純粋階段とも呼ばれます(笑)。
赤瀬川さんは、このようなものの「トマソン」と名付けられたました。
お次は、かなりダイナミック
おそらく、昔はこの看板に沿った形で店舗があり、建物に入るための階段だったのでしょう。
その店舗がなくなり、役目を終えた階段がそこにあります。
話は飛びましたが、こんな感じで、「トマソン」的な視点で街歩きもできたらいいなと密かに思っております。
トマソンはおもしろいので、気になる方は赤瀬川源平さんの「超芸術トマソン」」という本がとてもおもしろいのでチェックしてみてください!
赤瀬川源平「超芸術トマソン」
東近江市 ちいさなたびいち2021